「アイじゃん―…ちょ、何でこいつといるの!?」




…美亜達。





え。
美亜達、アイがこうするって知らなかったの?





じゃあこれは、アイが考えたの?
自分の意思…?





「あのね、聞いてよ~!!」




アイはあたしを見て、笑った。






「言わないでっ…」
「コイツさ~、フェンスを乗り越えようとしてたの♪」
「えっ、マジで!?」





どうしよう…






怖いよ。






「それって自殺ってこと?」
「そーだよ~」
「うわー、何だよそれ。マジないし」