「だったら全部思い出させてやるよ!」





バンッ





机を叩き、大声を上げた。








「ラケットを隠したし、パシリにしたし。ここまで言っても分かんない!?」






…っ。






「でも…今もあたしとあんたは…友達だよね?」



急に声が優しくなった。
どういうこと…?



でも、友達…
「…うん…」



友達…。



「きゃはははっ!!」