あたしは瑠璃の方へ行った。





殴りたい気持ちを抑えてるのは、あたしだけじゃないはず。
みんなもだよね。








「るーりっ」
「ん…あれ、もう休み時間?」
「そーだよぉ」





爆睡してたって感じですか?







マジうざいですよ。







そんな気持ちを隠し、あたしは作り笑顔をした。






この笑顔が瑠璃に向けなくなるのは、もうすぐそこまで来てるよ―…





**美亜side**終