「誰に助けてもらったのー?」
あの優しい子たちはいないねぇ。
1人だと何もできないでしょ、笑菜ちゃんには。
「……」
「ちょっと聞いてんの!?無視すんなよお前の立場で」
キッ
鋭い目で、睨まれた。
いや…睨まれたんじゃない。
哀れな目で見てくるんだ。
ムカツク…マジ。
「バカバカしかった。相手にしても、あんた達なんか無駄だった」
「えー?意味不明なんですけど」
「ウケるし!!キャハハッ」
アハハハッ
超笑える。
「1人であたし達に勝てるのー?信頼失ったあんたが」
「勝負なんかしない。するわけねぇよ」
なんか…ムカつく。