「美亜、行こうよ」
「だね」
あたし達は美咲ちゃん達の方に歩いて行った。
「そうそう。玲海、マジでうざいんだよ。自覚してないわけ?」
あたしはそう言いながら、美咲ちゃんの隣に付いた。
こうやって助けてあげたのは、美咲ちゃんがうまくやったからだよ。
仲間に入れてあげてもいいとまで思ったくらい。
「るーちゃ…ん…!?」
玲海は、動揺が隠しきれてないみたい。
現実だよ、全部。
美咲ちゃんがあんたを裏切ったのも。
全部ね。
現実から逃げてんじゃねぇよ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…