長い長い春が
終わりを告げた。




焼け焦げるような太陽は


蒼い空を輝かせて。





きっと
あなたを優しく照らしてくれる。








時間の流れと共に


季節が色を変えて
あたしの心を塗り替えようとする。







だけど
きっとあたしは



もう何色にも染まらないの。





もう、染まれないんだ。








だってあたしの心は







ずっと
あなたの色に染められているから。






深い深い



あの空の





真の蒼さに。