願いはただ、一つだけ。




あなたの傍に居たい。







あたしは
どこまで墜ちていく?


あなたとなら
どこまでも墜ちたって構わないよ。




だけど
決してあなたは許してくれないだろう。



もう、優しいあの声で
あたしを呼んでくれないだろう。







どうか神様。



朽ち果てたあたしを
消して下さい。







もう、雨は止んでいた。



月が
有意義に夜空を満喫してる。







願いは、ただ一つだけ。





涙が枯れるまで泣いて
目が覚めたら






全てが
夢であって欲しい。






そしてまた、あなたに抱き締めて欲しい。





だからそれまで




この汚れた涙を


流していいですか?