階段を駆け下りて誰もいない特別教室に逃げ込んだ

あたしは呼吸を直しながら、さっきのことを思い出していた

「さっきのは…な…に…??」

何がなんだか分からなかった

でも…美山君の優しい笑顔見てドキッとした

そう、まるであたしの初恋の時みたいに…

この気持ちはなんなの...

あたしは静かな教室で空を見ていた

いつの間にか午後の授業も終わっていた