いつものように、いつもどおりに過ごしていたお昼休み。 『岩崎くるみ、いる?』 教室のドアの方で私を呼ぶ化粧が濃い女三人組。 先輩だな。 「……私ですけど」 『言うほど、可愛くないじゃん』 ……は? それを言いに私を呼んだわけ? 「なんですか?嫌味言いに来たんですか?」 『嫌味?違うよ。嫌がらせしに来たの』 そう言って腕を掴む一人の女。