そして、書き終わったのか、紙を折っている。



そして、先生が黒板に書き始めた瞬間に悴は、紙飛行機を投げて来た。



悴の飛ばした紙飛行機は、見事に私の元へと、届いた。



紙飛行機を、何とか開くとそこには







さっきの、口パク分からなかったのショックだな。


羅夢ならきっと分かってくれると思ったのに・・・・・。





と書いてあった。



それを見て悴を傷つけてしまったことに気づいた。


どうしよう・・・・・。

とりあえず、なんか返事しなきゃ><




そう思い、私はその紙に悴の字の下に続いて書いた。





ごめんね。

どうしたら許してくれる?




悴が許してくれるなら、できることはするから!!




って書いてみた。


先生は長々と黒板を書いているから、今がチャンス!!

と思い、紙飛行機を何とか悴の所まで飛ばした。





紙飛行機はまっすぐに悴の所まで届いた。



悴は受け取ると中を開いて見ている。



そうすると、悴はニィっと意地の悪い笑い方をした。


ブラック悴だ。



悴が裏の性格になると、とっても意地悪になる。