「ヨリ戻せておめでとう。
頑張ったな。」
そう言って手を広げるから仕方なくその腕の中に入ってやった。
悔しいけど、こいつのおかげだし。
こいついなかったら今の俺いないし。
「さんきゅ。」
「どーいたしましてっ♪」
玲央はそう言って俺の頭をポンポン叩いてくる。
「てかさ。悴胸ないよね。」
はぁ?!?!
「男だからあってたまるかぁ!!!」
下はあっても上はナイに決まってんだろぉが!!!
玲央はあはははって笑ってるし。
人からかうのもいい加減にしろよ(怒
「てか、羅夢ちゃんわ?」
「は?」
突拍子だから思わず
は?
しか出なかった。
てか、その前にこいつ何考えてんだよ。
俺の!!羅夢だし!!!
「俺の!!!!羅夢だから手出さないでくんねぇかな?(怒」
ちょっとキレ気味で言うと玲央は笑ってて、
「あはは。俺のってとこ強調しすぎ(笑)」
「るせぇ。いいじゃんか。」
俺がそう言うと玲央は俺に抱きついてきた。
「悴かぁわいい~♥」
「そりゃどうも。」
そう言って引き剥がした。
玲央はなんか不満げな顔。
「なぁな!!今日泊まってイイ?」
また突然言われた。
もうこいつの突然の事にはあんまり動じなくなってきた。
こいつ、昔からそう言うの変わんねぇからな。
「別にいいけど。」
「ありがと♪悴ちゃん♥」
そう言って玲央はウィンクしてきた。
「はいはい。そうゆうのいらないから~。」
だいたいいつもは、こんな感じ。
この後玲央に散々マシンガントークをされオールまでして
次の日2人とも寝不足なのも当たり前。