○悴side○




羅夢とキス交わしてから足取りが自然と軽くなった気がした。




俺ってゲンキン(笑)


そんなちょっと浮かれて帰って部屋に入るとそこには玲央がいた。



「おっかえりー。寂しかったよ。ダァリン♥」





え。

キモ。




「すいません。間違えました。」





俺はそう言ってUターンしようとしたら玲央に止められた。



「ちょちょちょ!!ジョーダンだから!ね?冗談!!」



なんか必死に止める玲央が面白かったり。


しょうがねぇ。
って思いながら部屋に入る。

こんな事良くあるしな。


慣れた。



「で?本題は何?」



俺がそう聞くと玲央はニヤって笑った。


うっわ。

なんかたくらんでる。


「んだよ。」




そう言っても玲央のにやにやは止まってない。


キモいなぁ。


「悴君、ヨリ戻しましたね?」




あ!!


そう言えば玲央に言ってなかった。



「悪ぃ。忘れてた。」



てか、校内放送したじゃん!



聞いてただろ?

教室の音量が0になってない限り。






「忘れてたって!!報告よりも!!」



はぁ?



「???」