それから、教室に戻り劇に戻った。
先生には怒られたけど、悴が手握ってくれたから安心した。
まるで、俺がいるから大丈夫って言ってくれてるみたいで。
それからみんなに
「ラブラブ~」
とかいろいろ言われたけど大石君がいるからちょっと罪悪感がある。
杏ちゃんに
「やっぱ、そっちのがお似合い」
って言ってもらえた。
*・*・*・*・*
ようやく先生の御許しもでて劇に参加。
もう、衣装組は被服室で作ってるらしい。
楽しみだな。
しかも、悴ともヨリ戻せた。
劇の相手悴だし。
でも、緊張するのは変わらないけどね。
まずは白雪姫が悪い魔女にリンゴを売られるシーン。
悪い魔女は杏ちゃん。
合ってるのか合ってないのか。
「お嬢さん。リンゴはいかがかね」
うーわぁー。
the棒読み!!
ってくらいすごい。
それに対して悴は。
「まぁ。うれしいわぁー。ありがとおばさん。」
悴も棒読み。(笑)
「はぁ?誰がババアだと?!」
杏ちゃんが半ギレなのをみんなで止める。
そして7人の小人もやってきて話しはドンドン進んだ。
そしてほぼラストのシーン。
王子(私)が登場する。
「おぉ。なんて綺麗な姫なんだ。」
7人の小人役がいてセリフを言う
「悪い魔女に毒りんごを食べさせられちゃって・・・・。」
「なんと可哀相な・・・・。最後に口づけしてもよろしいでしょうか?」
「もうどーぞ。どうせ生きかえらねぇーし。」
そう言ったのは玲央君だった。
おいおい!!
7人の小人はもっと可愛いのにー
えっと、確かここでーーーー
キスだ。