それから大石君の最後のお願いで私を家まで送ってくれるって。




そんなのが最後のお願いでイイのかな?









電車の中は暖かくて気持ち良かった。





次第に眠くなってきた。







そして私は寝ていた。




夢で大石君が泣いてたのはきっと今も泣いてるんだ。





「・・・・っつ。今でも。いつまでも好きでいさせて?」






そう聞こえたのはきっときのせい。