大石君にはごまかせなかったんだね。



気づいてたんだ。






「ごめん!やっぱり・・・・・・」






「その先言わないで!!」






私が言いかけると大石君はそう言って私の口を手でふさいだ。






「ごめん。勝手だけど、俺にフラせて?」





大石君の目はとても切なくて。



私最悪だ。





こんな純粋な人を利用してた。





やばい。



涙でちゃう。