美月はしばらくぶつぶつと俺に文句を言っていたが、しばらくすると

「今度したら腹にパンチどころではないって心に止めておいてね!」

と捨て台詞を残してどっかへ行った。



「あいつ本当に女かよ・・・。」

殴られた腹を押さえながら立ち上がった。


さっきの美月の顔をふと思い出し思わず顔がにやけてしまう。



そのまま俺はその場に大の字で寝転び、
「あああ~。俺本当にあいつにはまっちゃってんなあ~。」

と一人で呟いた。






それが隠れている彼に聞かれているとも知らずに・・・。