出し物の案がまとまった所で僕達はまたそれぞれ自分のやるべき仕事に取り組み始める。 その時、パソコンと筆記の音だけ響く部屋に似合わぬ呑気な音が部屋中に大きく響いた。 ぐう~ … 「…やぁー。もうっ麗ちんってばぁーお茶目さんだなぁ!」 中村さんが真っ赤な顔で風宮さんを肘でつついた。 犯人はお前か。 「空気読め、そして空気と一体化して消滅しろ。」 うん、相変わらずな小林くん。