美月…。

兄ちゃん達と喋るのがそんなに楽しいの?

僕といるより?



待ってて。

もう少し…もう少ししたら美月の笑い声は僕が独占するよ。

君のためなら僕は…。




僕はそう思いながら四組の前を過ぎ去った。