し~ん。

みんなが急に立ち上がった彼女に視線を向けた。


「あっ・・・え~と続けてください・・・。」

俺はそんな彼女の顔が赤くなる光景を見て笑いをこらえる。


「ちょっ!そんな笑わないでよ!もとわといえばあんたがっ!?「え~と葉山さん。静かにしてもらえるかな?」
先生の声が彼女の声を遮る。


葉山はぷるぷると拳が震えていた。


俺は彼女にツンツンとつついてみた。

彼女が振り向く。

すごく憎悪でいっぱいの顔だ。


俺はその顔を見てケラケラと笑い始まる。



彼女の顔がタコのように真っ赤になっていった。