僕は女はあまり好きではない。


うるさいし、わめくし、泣くし最悪だ。




だけど美月は違う。

美月は強くて、面白くと、可愛くて最高だ。



美月以外興味はない。




昨日確か、さっき声をかけてきた副会長の風宮 麗が声をかけてきた。


「会長!あの・・・。その仕事終わったら一緒に帰りませんか?」



うん。僕は普通に一人で帰ったよ。



たぶん彼女は昨日のことを聞こうとしてたのだと思う。




別にそんな悪いと思ってないよ。



まあただ少しだけ風宮さんが気の毒だなあ、と思うだけ。




だって僕は女では美月以外一緒に帰ったりしないことを彼女は知らないだけ。




ああ。最近美月と帰ってないなぁ・・・。




僕は今日こそ美月と帰ろうと思い、原稿を書く手を早めた。