だんだん肌寒くなってきたこの頃。

俺、遠野 拓真は朝から告られてた。

「私、ずっと拓真君の事が…好きでした!」

正直、面倒くさい。

てか俺、こいつ知らない。

「俺、あんたの事知らないし、好きじゃないから。」

そう言って学校へと向かう。

後ろで泣く声が聞こえるけど、無視。

学校に入ると、知らない女子から挨拶される。

ウザイからほとんど無視してる。

そんなこんなで、朝から疲れた気分になりながら、教室に入る。