いつものように陸は一緒に学校に行った。
変わらないこの風景。
だけど、一つだけ違うんだ。
手を繋ぐのはね。





「今日はなんか楽しそうやな!
どないしたん?」
そう言うと真剣に考えてる陸がいた。
そんな考えやんでええのに・・・
でもなんか可愛いな。




「やっぱ俺と行ってるからやろ?」
自信満々に言ってきた。
確かにそれもある。
「それもあるけど・・・、
何より陸と付き合えた事かな。
今すっごく幸せに感じるから。」
うちは照れながら言った。



「やっぱお前は最高の彼女や!」
「ちょっと!!あんま大声出さんといてーな!
恥ずかしいわっ!!」
陸はいきなり大声出すものだから慌てて口を塞いだ。
まったく何をしだすかわからないから要注意だ。