「海?俺らはそんなんないって思ってる。
変わらんし、この先ずっと一緒やから。
俺らは変わらん。
絶対変わらんから!それと!!
夢は夢や!!
そんなん関係ないから!俺らは運命やって信じてる限り
離れることなんてないんやからさ。」
俺らは強く抱きしめて言った。
自分でもこんなこと言うなんて思ってもみなかったから
驚いた。
それを言ったら、海は無くのをとめて
俺の方を見た。


「陸・・・?約束だよ?
絶対離れていかないでね。
変わらないでいようね。」
すると、星たちがキラキラと流れていった。

「あっ!!」
海はそれに気付いて星空を眺めた。
「きれい・・・。」
俺は星を見て、海を見た。
「願い事しなきゃ!」
海は慌てて手を合わせて目を閉じて
一生懸命願い事をした。
そんな可愛い海を見て、俺も願い事をした。
<海と結婚出来ますように。>
そう唱えて横にいる海を見ると、まだ祈っていた。
どれだけ願い事あんねんやろ?
俺の事かな?
俺らの事やったらいいけど・・・。