そんな俺の前に現れたのが、西塚 隼人だ。
隼人は同い年で、アルバイトしてる。
最近なぜか俺に着いてきてうっとおしい。




「陸~!!」
隼人は俺に着いてきやがった。
「なんだよっ!!」
俺はいらつきながら言った。うざいなぁ…。
俺は今から帰って家の事しやなあかんねんから…
ほっといてや…。


「なんでそんないつも怒ってんだよ!」
隼人はふざけて笑いながら言ってきた。
隼人は調子のいいやつだからな…。
「なぁ…ちょっと聞きたいんやけどさっ…。」
隼人はいきなり真剣な顔して言ってきた。
あまりにも珍し過ぎるから動揺した。

「なんだよ…急に…。」
俺は目を逸らした。