「海…なんでメールも電話も返事こやんかったん??俺…ずっと待っててんで??
なんかしたか?」
は?
何言ってんの?
自分が何したかわかってないん?


「バカやん…。
何にもわかってないやん!!うち見ててんで!?
仕事行ってるかと思ったら…女と一緒に楽しそうに笑ってさ!!
うちが見てたのにも関わらず…。」
うちはイライラしてた事を全部吐き出した。
それを聞いてる陸は、
今でも泣きそうな表情をした。


「あれはな!!」
陸は言い訳をしていると思ったから、
「言い訳なんか聞きたない!!ほっといてよ!」
うちは、捕まれた手を振り払って言った。
「俺は!!
あれは違うから…
信用してや…約束したやん!!
なんで浮気やと思うん?
頭冷やせば?」
陸は怒った顔で、そう言い残して行ってしまった。