いきなり突きつけられた事実。
その日、あたしは早退した。
実美にメールするねって言われたけど、
そんな気分になれない。
家には誰も居なかった。
あたしは部屋に直行し、ベッドに顔を埋める。

「お前が変なんだろ?」

龍哉・・・。
あたしは・・・龍哉の彼氏だよね・・・?
目に涙が浮かぶ。

ピロリン♪
誰かからメールが来た。

『梨李、話がある』

龍哉からメールが来た。
いつもの違うのは分かった。

『何・・・?』
力ない返事をするしかなかった。