ひろきの家に一緒に
住み始めて1週間。

あたしは毎日、
遅刻せずに学校へ行った。


放課後、ひろきと
ずっと居れるって
考えたら頑張れた。


「ただいま」
「おかえり」

ひろきは今日、
だるくて早退したらしい。


あたしは床に座り
勉強道具を広げる。

「勉強すんの?」
「うん。」
「つまんねぇの…」
「仕方ないじゃん…」
「ま−な…」
「受験終わるまで待っててね」
「おうよ」

ひろきに邪魔されながらも
あたしは必死に勉強した。

「ゆうか」
「ん?」
「そろそろ終われよ」
「だね」

3時間くらい勉強した後、
疲れてベッドに倒れ込んだ。

隣にひろきも寝転がる。


「なぁ…」
「ん?」
「お前、今幸せか?」
「何でそんなこと聞くの?」
「気になったから…」

あたしはひろきにキスした。

「幸せに決まってるじゃん」
「よかった…。」



そして知らない間に
2人とも爆睡してた。