あたしは準備を
済ませて外に行った。

「ひろき。」
「ん?」
「自転車で行くの?」
「おう」
「歩きがいいな」
「え?」
「歩きの方がひろきと長く居れるし」

ひろきはにこっと笑って
あたしの手を握った。

「行くぞ」
「うんてか篤志くんは?」
「あいつは起きてすぐ帰った」
「そっか」

あたし達は馬鹿話を
しながら学校へ向かった。

学校はまだ始まってなくて
遅刻にはならなかった。

「ゆうか。」
「ん?」
「また放課後な」
「うん」
「じゃあな」
「またねっ」

ひろきと分かれ
教室へと向かう。

「ゆうかっ!」
「綾と由香!おはよ」

この日は3人で
馬鹿みたいに笑いまくった

「最近どう?」

口を開かせたのは綾。

「うん。いい感じ♪」
「よかったね(^ω^)」


そして放課後。

「ゆうか」
「何ですか?」
「ちょっと話合いしよう」
「はい…。」

あたしは担任に呼ばれた。