手慣れた手つきで
服を脱がすひろき。

あたしはあっと言う間に
裸になりひろきも
自分の服を脱いだ。


お互いの髪の毛や
背中を洗ってから
2人で浴槽につかる。

「よいしょっ」
「きゃっ…」

ひろきはあたしを
ひょいっと持ち上げて
自分のひざの上においた。
向かい合わせだから
すごく顔が近い…。

「この格好やだ…」
「なんで?」
「近すぎるもん…」
「今更恥ずかしがんな」

そう言ってキスした。
あたしの口の中に
何かが侵入してきた。

「んん……っ」

ひろきの舌だ。
お風呂だからって
言うのもあるけど、
頭がくらくらして
身体がおかしくなりそう…