「あ!あれ可愛いっ」
「びみょう…」
「ひどっ…」
「ふんっ」
「てかあたしトイレ行ってくる!ここで待ってて。」
「早くせろよ」
「うんっ。」
あたしは走って
トイレへと急いだ。
トイレを済ませて
ちょっと化粧を直し
ひろかずの元へ戻った。
「お待たせ」
「遅い…」
「ごめんねぇ?」
「………。」
いかにも不機嫌に
なってるひろかず。
「ひろかず〜?」
「ん?」
「何で不機嫌なの?」
「いや、ちょっと」
「ふ〜ん」
「てか家帰ろうぜ。ここじゃチューもできないし」
「ばか〜…///」
こうやってひろかずの
不機嫌な理由が分からないまま
あたし達は家に帰った。
「…きゃっ」
部屋に入ってすぐ
ベッドに押し倒すひろかず。
「なぁ…もし、ひろきがまだお前の事好きだとしたらどうする?」
「へ…?」
「例えばだよ」