トイレに駆け込み
唇を必死に洗う。

「きしゃな…っ」


しばらく鏡を見つめた


自分が汚らわしくて嫌になる


もし下手したら
襲われてたかも…



考えるだけで恐ろしい
あたしの人間不信は
また増していった。




あたしはバックを
取りに教室に行った。


教室にはそいつが居た。

あたしは睨んで
教室を抜け出した。