とりあえず着替えて
〇〇病院へ向かった。


「よっ!いきなりごめんな?」
「大丈夫だよ」
「………」
「な、なに?」
「ゆうかの素っぴん初めて見た」
「へ?」

あっ
あたし素っぴんだった…

「素っぴんも可愛いじゃん」
「どうも(笑)」
「何時まで大丈夫?」
「日付越す前に帰ればぎりぎり」
「とりあえずどっか行こう。チャリの後ろ乗れよ」

あたしは黙って
自転車の後ろに乗った。

「どこか行きたいとこある?」
「ん−とりあえず何か飲みたい」
「じゃあコンビニ行くか」
「うんっ!」

あたし達は
コンビニに入って
飲み物とお菓子を買った。

「俺んち近いし来る?」
「……うん。」

さすがのあたしでも
男の部屋に入るのは
抵抗があった。
ましてはあたしに
好意を持ってる男。
でもひろきは悪い奴
じゃないしまっいいか!

「めっちゃ綺麗だね」
「普通だろ。とりま入れよ」
「お邪魔しまぁす…」