でも、どうしよう…

この状況じゃ
隠すことできないよ…



素直じゃない私は敬多の所にも戻れず一人であたふた



「加納、これ持ってよ。」

先輩から荷物を預かる



あげくのはては荷物持ち?

今日ついてないなぁ…


ぱさっ…


??


「これ来とけ。」




肩にはさっきまで先輩が羽織っていた黒のベスト


「あ、ありがとうございます///」



「別に。」


そう言って私の手から荷物をとり隣を歩く。




前言撤回

今日はいい日!


先輩のこういうさりげない優しさが好き!