走って敬多たちを追いかけた





「ボーッとどしたん?考え事か?」



「ちょっとねぇ…敬多は悩み無さそうでいいなぁ」


「はぁ?なんだよそれ俺にだって悩みくらいあるよ!」


いつもへらへら
笑ってるくせに?
絶対ないでしょ←ひどい


「ふーん…」



「ちょッ!優莉!そこは何悩んでるか突っ込もうよ!」


「えっ?なんでよ!私、敬多の悩みに興味ないし!」


「ヒドッ!お前それでも人間かよ!」


失礼な!
れっきとした
人間よ!


「まあ、聞いてほしいんなら聞いてあげてももいいよ!」


「別にもういいですぅー!」


ふんッと鼻をならして
前を歩いていってしまった