「……無茶言ってごめんなさい、もう寝ます。」 そう言って俺を包み込んでいた温もりが消えた。 「ごめんな、優莉…。」 「先輩が謝ることじゃないです、私が悪かったんです、おやすみなさい…。」 そう言って寝返りをうって、多分俺に背を向けて寝てしまった。 結局優莉のこと悲しませてる…。 そう思ったら身体が勝手に動いて、優莉を抱きしめていて、そのまま眠りに落ちた。