前に家に来た時のことをテツ先輩にも話してたんだろう。


「そんな大きくないと思うけど…。」


実際マンションが大きく見えるだけで中は普通のマンションとそんなに変わらないと思うし…。



「大きくなくても私行きたいの!」



なんかこれと似たようなこと前もあったよね?


「それでね!私も優莉の手料理が食べたい!」


ほらきた!
てゆうか、先輩はそんなことまでテツ先輩に話してたの!?


なんか今は先輩が憎いわ…。


それでもテツ先輩や先輩がナツを止める中「いいよ」と返事をしてしまった私は、前と変わったのかな?

今までだったら絶対にうまく流してると思う、それがなくなった私は不器用になったのか、心を許せるようになったのかどっちなんだろう?



なんだかちゃっかりお泊まりの用意まで持ってきてるナツ達を見ると、腹立たしいというよりも、まるでえっちゃんとけんちゃんを見てるようで笑えた。


よく考えるとほんとに2人に似てる気がする、一個違いのところやテツ先輩を尻に敷いているところとか、言い出したら聞かないところとかね!