「せっかく集まったんだから旅行の計画でも立てない?」


「おっ!いいねー!加納、副賞の券持ってる?」


「持ってますよー」

券の詳細を見ながら予定を立てていく

「みんなはいつが暇?」


「とりあえず今んとこは冬休み空いてるよー」


「私もー、予定って言ってもてっちゃんか優莉と遊ぶくらいだし(笑)」


「確かに(笑)俺もなっちゃんと遊ぶくらいだなー、崇哉はバイトしてたっけ?」



「一応ね、でも言えば休みもらえるところだからいつでも大丈夫だよ」


「先輩バイトしてたんですか!?」


今まで一緒にいて知らなかったからつい大きな声で質問してしまった



「まぁね、言っても部活終わってからだから半年くらいだけどね」


そっかどうりで知らないわけだ、夏からほとんど会ってなかったからね…


「そっか、じゃあとりあえずみんないつでも大丈夫ならもう日にち決めちゃお?」


「だな、どうせなら人の多そうな休日避けて平日がいいんじゃない?」


先輩の意見にみんな賛成して、年が明けて数日経った平日に決まった


それから券に書いてある宿に連絡して予約をとった、なんとか部屋の空きがあったみたいで私たちの予定も難なく決まった