「たまにね、先輩と同じ学年だったらなーって思うの、そしたら同じクラスになれるかもしれないし、なれなくても関わりは今よりももっと深く慣れた気がするの」


「私もそれあるなー、てっちゃんの授業受けてるところとかすごく見たい!」


「わかる!(笑)でも同時に先輩じゃなかったら好きになってなかったのかもとも思う…。こうやって会うことのできない時間があるから気になったりしちゃうのかなって…。」


「…それだけ今の崇哉先輩が好きってことでしょ?」


「…うん、そうかも、…話聞いてくれてありがと!スッキリしたー!」


大きく伸びをして深呼吸した


「私も優莉の話聞けてよかった、ずっと先輩とのこと応援してるから!また話したくなったら聞くからね!」


「…ありがと!」


ナツもまた大きく伸びをした



それからすぐにチャイムがなったから私たちは教室に戻って授業を受けた