いやぁ、なんかもう凄すぎて言葉が出てこないわ



「優莉ちゃんヤバくね?もうなんかお店でも開いたら?」


「てっちゃんそれナイスアイデア!」



テツの真面目な冗談になっちゃんもノリノリだ



「加納ありきのこの企画だな」



「そ、そんなことないですよ、私は私の出来ることをやっただけですもん、あー!もうナツが余計なこと言うからー!恥ずかしいじゃん!」


「優莉照れてるー!かわいー!」


ヤバいな…



謙虚なとこも、恥ずかしがるとこもツボだ、男装してても可愛く見える



昨日テツに校内のことならバレないからいいんじゃないかって言われたからなのかな?このまま好きだって言ってしまいそうだ



「そうだ!なっちゃんたちは今日はずっと店番?」


思い出したようにテツが話し出す


「そうですよー、だから明日が1日フリーなんです!」


「おっ!それはちょうどいい!俺らのクラス見に来てよ!俺らは明日午前中クラスの当番やるからさ!」


「行きます行きます!ね?優莉!」


「うん!行きたいです!先輩達のクラスは展示でしたよね?見に行きます!」


「サンキュ!まあ、ここよりは大したことないと思うけどね!(笑)」


「おいおい、崇哉、俺らの作ったのも結構いいと思うぞー?」


まあ自信作ではあるけどね、ここを見ちゃうとその自信もちょっとなくなるわ



「まあ、来てくれたら加納たちがこの企画頑張ったってことで特別待遇にしてあげるよ」


「おっ!マジですか崇哉先輩!じゃあ絶対見にいかなかきゃ!」



そんな約束をしてちょっと雑談してから優莉たちのクラスを出た