次はあれ乗りたい、これ乗りたいとみんなで行きたいとこに行っていっぱい乗り物乗って、気がつけばもう夕方になっていた
「あー、ほんと楽しかったー!」
「私も!えっちゃんのわがまま聞いて良かったわ(笑)」
「でしょ?、私の言う事に間違いはないんだから!」
と、胸を張って威張っていた
まあ、その途端にけんちゃんと崇哉が2人でわがままで威張るなと突っ込まれてたけど(笑)
「じゃあ、そろそろ帰ろっか!」
名残惜しいけど、帰るのに時間かかるし、乗り物もほとんど乗ってしまったので、けんちゃんの一言で遊園地をあとにした
来た道と同じ道で帰るけど行き道とは流れる時間が全然ちがって、あっという間に最寄り駅まで着いてしまった
「あーあ、なんかあっという間だったね」
えっちゃんが少しさみしそうに言う、それには私も同感でもっとみんなと遊んでたかった
「まあ、恵理子そんな事言わずに…明日も部活で会えるからいいじゃん?」
「まあね…でも部活と遊びじゃ全然違うもーん!」
そうだね、でも、楽しい時間こそ早く過ぎていってしまうし、結局どれだけいっぱい遊んでもずっと楽しい時を過ごしてたいから、足りないんだよね…
「まあ、暇があったら私の家においでよ?いつでもオッケーだからさ!」
「ほんと?りっちゃん!いくいく!絶対行く!」
「うん、また来て!」
「あー、なんかりっちゃんの今の一言で明日の部活も頑張れそうな気がする!」
「ははっ、それは良かった!」
「神田は単純だな(笑)」
「だって、りっちゃん大好きですもーん♡」
「はいはい、まあ、気を付けて帰れよ?」
「けんちゃんが送ってくれるから大丈夫です!」
「あれ?けんちゃん送ってくんだ?」
私達と同じ地元なのに、彼氏としてか…偉いなぁ
「かわいい恵理子の為ですから」
「ラブラブだね!じゃあ、気をつけてね!また明日ー!」
「うん、先輩もりっちゃんもばいばーい!」