リビングに戻るといつのまにか2人のケンカは終わっていてテレビを見ていた

「仲直りしたの?」

「けんちゃんが濃厚なキスしてくれたから許した」

「な...あのねぇ、私の家でそういうことするのやめてよね」

「ごめん、恵理子がどうしてもって言うから」

「けんちゃんもけんちゃんよ!いつまでもえっちゃん甘やかさないでください!」

「りっちゃん、ごめーん」

「別にそんな怒ってないけど...そうだけんちゃんもお風呂入ってきたら?先輩が上がったらお湯変えるのでよかったらどうぞ?」

いくら男どうしでも他人が入ったとこに入るのは遠慮しちゃうしお湯くらい張り替えないとね

「あー、おれいいよ」

「え?なんで?」

「けんちゃん入りなよー、恵理子も入ったけどお風呂も広かったよー!」

「違うの、俺帰った時に入ってきたから、崇哉ん家より俺ん家のがここから近いじゃん?だから時間があったから入ってきたんよ」

そうだったんだ、じゃああとは私だけか

「そっかー、じゃあ、りっちゃん入ってきなよー!私たちリビングでいい子にしてるから」

いい子にしてるのとこは信用ならないけど

「ありがと、冷蔵庫のものとか勝手に飲んだり食べたりしていいから」

『りょーかーい!』