「絶対うまいだろ!こんなにいい匂いだもん」

先輩はけっこう味覚がいい

まずいものはまずいとはっきり言ってしまう

だからご飯作るのは正直怖かったけれど

先輩が褒めてくれたら自信がつくし

何より私の味を知っていてほしい

「じゃあ先輩コレとアレ運んでもらっていいですか?私はコレ持って行くので」

「はいよー!」





リビングに行くとまだあの2人が話し合っていた