先生は若い人で話しやすい人だった、でもそれだけじゃなくてちゃんと見る目もあった
「食事はしっかり摂れていますか?」
「まぁ、普通に...」
先輩は席を外しているし嘘を着く必要なかったかもしれないけど言葉を濁してしまった
先生は「そう...」としか言わなかったけどたぶん気づいてる
先生は紙に何か書いて私に差し出した
「これ何かあったら連絡して?」
紙には携帯番号とアドレスがかかれていた
「あの、これっ!」
「そ!僕のプライベートナンバー♪」
耳の横で電話をかけるジェスチャーをしておどける先生
「こんなの受け取れません、一患者の私が...」