土方は頭がポリポリかいた。

「ったく、俺が待ってんだよ俺がっ!俺を待たせんじゃねぇよ、俺を」


「俺俺俺俺うっせぇよ!俺様かってんだ」

「あ゙ぁんっ?」


「…副長この言い合いが長いと思います…それより早く広間に向かった方がいいかと…」

斎藤さぁあん!!
ありがとうございます!


「チッ…桜子、てめぇ飯食ったら俺の部屋へ来い」


「うそーんっ!」


桜子は声にならない声をあげる。


それを聞いてか聞かぬか土方は先に広間へ行ってしまった。



「斎藤さん!私達も行きましょう!」


「…あぁ」





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