そして、あたしと香里はいつ告白をするか計画を立てた。


「やっぱ告白といったら放課後の屋上じゃないっ!?」


「屋上立入禁止で使えんやろ。それに放課後は洵介先輩は部活。だから、お昼がベストじゃない?」


「でもーあたしがご飯食べる時間が無くなっちゃうよぉ」


バシッ


「こーゆー時くらい早弁しろっ。洵介先輩が好きなんでしょ?」


「うんっ!!世界で一番だーいすきだもんっ」


「それは洵介先輩本人に言いな」


そして予鈴が鳴り、あたし達は席についた。




♪〜♪〜ふっふふーん♪早く昼休みになんないかなっ。楽し……


「満川、鼻歌は止めなさい」


つい担任に怒られたのであった。