「それは…っ」


そういって口ごもった昭にぃ。


勝ったぁー!

あたしはガッツポーズをしながら芝生を駆け巡っていた。

すると

グランドの方からカッキーンと
いう音が聞こえた。

「「ん??」」


思わず二人で声を揃え
同じ方向を見た。
「あ…」



























「……ハルキだ。」