「何って…グランドだよ。」

目の前には大学のキャンパス内にあるグランドだった。


「それくらいわかるけどさ。」


昭にぃはグランドには入らず枠外の芝生に座った。


「まぁまぁ久しぶりに語ろーぜ。」
ぽんぽんと隣を叩く。

「語りません。」

「はぁ?何でよー」

「あたしは早く月9みたいの!」

そう、今日はあたしの大好きな
高Pが出るドラマなのだ!←

「んな事言わずにさぁ。久しぶりに愛しの昭にぃが帰って来たんだぜ?」


「別に愛してないし。しかも昭にぃはいつでも帰って来るんだから。」