『陽琉〜…あのね,野球部の1年のトモって子…気になってんだけどさ…』

「えっ?後輩?」

『うん…1年だよっ』

「それで???」

『話してみたいなぁーなんて思ってるんですが…』

「あはは。協力求む!ってとこ?」

『さすが陽琉っ!!!その通りだよぉ〜』


って感じで陽琉にトモの事を話し,なんとかトモとコミュニケーションをとれるようにした。


陽琉がトモとよくいる男の子に偶然を装い,軽くぶつかる。


あたしはトモに
『1年???朱希って子いるでしょっ』
と,さりげなく話しかけた。

他にもソフト部の後輩はいるけど,朱希が一番仲良い。