目が覚めた時には

もう太陽が昇っていた。


眠たい目をこすって

辺りを見回すと

小さなメモを見つけた。


『愛未へ
バイト行ってくんね。
シャワーとか適当に
使っていいからかね。
帰るときはメールして。』


あたしの肩に乗せられていた

エリナの水色の

ダウンに気付いた。




ありがと、エリナ。