「あぁ、そうなの? じゃあ尚更キミが出てくると面倒でしょう」


そんなわけでキミタチ避けてくれる、と寒気のするほどの笑顔で言われて、1人が飛び出した。




「てめぇが避けろよ!!!」


バキッ。

鈍い音が響いたあと、道路に倒れこんでいたのは……飛び出した仲間の方だった。




「っあああああ!!!」